チャグチャグ馬コの里「滝沢市」は、みちのくに初夏の訪れを告げる「チャグチャグ馬コ」行進行事の出発地。
チャグチャグ馬コは農用馬への感謝と労いの伝統行事です。滝沢市の蒼前神社から盛岡市の八幡宮まで14キロの道のりを愛馬に飾り付けた艶やかな装束とたくさんの鈴が、歩くたびにチャグチャグと鳴る鈴の音が名称の由来といわれています。
チャグチャグ馬コは昭和53年には文化庁から「記録作成等の措置を講ずべき無形の民俗文化財」に選択され、平成8年には、馬の鈴の音が環境省の「残したい“日本の音風景100選”」に選定されています。